はじめに
日本時間3月16日(金曜日) 2時05分。メジャーリーグ開幕を控え、注目の一戦がオリオールズ・パークで行われる。激しいライバル関係にあるオリオールズとレイズが、シーズン開幕を前に最後の火ぶたを切る。
先発陣の熾烈な攻防が見られる
オリオールズの先発デーン・クレマーは、序盤から変化球をうまく捌き、レイズ打線をうまく沈黙させるかもしれない。
対するウワサワも好投を見せ、前半は両先発の緻密なピッチングが光るだろう。
しかし5回表、代打のチャンスで起用されたオリオールズの主砲が糸を引くと、後続も徐々に打ち込むかもしれない。
クレマーが7回を投げ切れず降板すれば、オリオールズの継投陣が打者の裏をかいて追加点を重ねるだろう。
ビッグイニングが見られる？
8回裏、レイズ打線も豪快な長打で追撃に転じるかもしれない。しかしオリオールズのリリーフ陣が冷静に対応し、9回にはクローザーが登板する可能性がある。終盤の逆転はならずに、オリオールズが開幕前最後の勝利を収めるかもしれない。
結果予想
オリオールズ 6-4 レイズ
代打効果と継投の切れ味で、この日はオリオールズが僅かに上回る可能性がある。しかし両チームとも好機を窺える内容で、開幕戦以降の活躍が期待されるだろう。
主力離脱のダメージが試合に影響
両チームが主力投手の離脱に頭を痛めている影響は、試合展開にも表れるかもしれない。オリオールズはクレマーを早々に下ろさざるを得なくなり、レイズ陣営も中盤で投手陣の手薄さに悩まされるかもしれない。序盤の試合運びに違いが出る可能性は高い。
打力の違いが表れる
この日もオリオールズの打線が不発に終わる可能性がある。出塁率の低さが露呈し、チャンスで苦しむだろう。レイズは猛打を見せ、開幕戦以降の活躍が期待される。
防御力の差が出るのか
オリオールズの被本塁打の多さが気がかりになるかもしれないが、レイズに比べると制球面で上回る可能性がある。レイズのWHIPの良さは健在で、互角の防御力を示すかもしれない。
※WHIPとは、”Walks plus Hits per Inning Pitched”の略。「1イニング当たりの与えた四球数と被安打数の合計」を表す指標だ。
おわりに
勝敗はともあれ、両チームがシーズン通して活躍する可能性は高いだろう。開幕を前に最後の駆け引きを見せつけ、熱い一戦になるかもしれない。本番シーズンが待たれる。
