はじめに
高松宮記念 、いよいよ明日開催されます。
短距離馬にとっては春最大のイベントです。
高松宮記念について
高松宮記念は、JRAが中京競馬場で開催されるGI競走です。
春の古馬スプリントチャンピオンの決定戦として位置づけられ、春のGI競走シリーズの幕開けを飾るレースとしても知られています。
また、このレースは通称「電撃の6ハロン」と呼ばれます。
秋のスプリンターズSと同様に短距離の名物競走とされています。
この競走の前身は、1967年に創設された「中京大賞典」でした。1970年には高松宮宣仁親王から優勝杯が下賜され、翌年には「高松宮杯」に改称されました。当初は2000mの芝コースで施行されていましたが、1996年には距離が芝1200mに短縮され、GI競走に格上げされました。これにより、中央競馬の他の競馬場で行われるGI競走としては初めての常設GI競走となりました。
その後、2000年には施行時期が3月に変更され、競走条件も「5歳以上」に改められました。2005年には国際スプリントシリーズ戦「グローバル・スプリント・チャレンジ」の構成レースの1つとなり、2007年からは国際GIに格付けされています。
外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は1996年から出走可能になり、2001年からは外国馬も出走できるようになりました。
高松宮記念の有力馬
次はいつも通りに、有力馬をおすすめ順に並べます。
参考できれば幸いです。
ナムラクレア
ナムラクレアは昨年の高松宮記念で2着に入り、その後のスプリンターズSでも3着に入るなど、スプリントG1での好成績を持つ。
今年は京都牝馬Sを前哨戦とし、叩きの一戦で2着に入るなど、悪い結果ではなかった。
安定したパフォーマンスでどんな馬場でも頼りになるナムラクレアは、ここで初のG1制覇に向けて期待が高まる。
ママコチャ
ママコチャは全姉にG1タイトルを3つ手にしたソダシがおり、短距離路線にシフトしたことで昨年のスプリンターズSを制した。前走の阪神Cでは1番人気に推されながら5着に終わった。しかし、その敗戦は休み明けなので、悲観する必要がない。負けで人気を落とすなら、オッズがさらに魅力的になる可能性がある。
また、継続騎乗の川田将雅騎手も高松宮記念での好成績を持つ。今年のメンバーの中では数少ないG1馬として期待される。
ウインマーベル
ウインマーベルは、昨年のレースで雪辱を果たすチャンスを迎える。昨年は道悪に泣き、１０着に終わったが、同レースでは過去にも雪辱を果たした馬がいる。深山調教師は今年の流れを好機と捉え、ウインマーベルで初のＧ１制覇を目指す。
前走の阪神C前に行った調整が功を奏し、ウインマーベルは連勝中だ。ハミ受けや姿勢を変え、ゲートでの出遅れも改善。阪神C、阪急杯で重賞を連勝し、トレーナーは走りの変化に満足の様子。調教でも格上の馬を追いつくなど、精神的な成長も見せている。ウインマーベルは充実期に入り、次なる挑戦へと向かう。
高松宮記念の穴馬
ここでは1頭だけ紹介します。
ビッグシーザー
ビッグシーザーは、穴として注目される存在だ。デビュー以来、千二の距離を得意とする純粋なスプリンターであり、中京でも2戦2勝の好成績を収めている。前走のオーシャンSでは、勝ち馬に僅か0秒2差の接戦を演じ、スプリント戦線の上位馬にも引けを取らない走りを見せた。さらに、中山での上がりの良さは今回の舞台でも有力な武器となるだろう。ビッグシーザーの能力と現在のオッズの差異は見逃せない。
おわりに
以上、今回の予想でした。
春のスプリント覇者はどの馬？このレースは絶対に見逃さないで！
