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日経賞2024:注目の有力馬と穴馬の展望

日経賞の有力馬:ヒートオンビート

はじめに

日経賞 、土曜日に開催されます。
春の天皇賞のステップレース、見逃せない一戦です。

日経賞について

日経賞は、JRAが中山競馬場で行うGII重賞競走です。

この競走は1953年に、「日本経済賞」として5歳以上(現4歳以上)の馬によって創設されました。
1979年に現在の名称に変更されました。

創設当初は中山競馬場の芝3200mで行われていました。1967年から中山競馬場の芝2500mに定着しました。また、競走の施行場所や時期は何度か変更されました。1984年からは3月から4月にかけての中山開催で行われるようになり、天皇賞(春)の前哨戦として位置づけられました。

2014年から、優勝馬に天皇賞(春)への優先出走権が与えられるようになりました。

外国産馬は1989年から、地方所属馬は1995年から出走できるようになりました。
2002年からは外国馬も出走可能な国際競走として開催されています。

日経賞の有力馬

次はいつも通りに、有力馬をおすすめ順に並べます。
参考できれば幸いです。

ヒートオンビート

昨年重賞初制覇を果たしたヒートオンビートは、2度目の重賞タイトルを目指します。
父がキングカメハメハであるため、長距離実績はそこまでではありませんが、一昨年の日経賞や天皇賞(春)での好走など、長距離でも対応可能な実績を持ちます。また、芝2500mのレースでは豊富な距離実績を示しています。

昨年の日経賞の敗北は馬場の悪さによるものであり、近走の走りからは良馬場での方が出し切れることが分かります。よって、時計の出る条件下でのレースを期待したいところです。

アルゼンチン共和国杯では4着に終わりましたが、直線でのロスを考慮すると2着とタイム差なしの4着なら勝てた内容と言えます。また、前走の有馬記念では不利がありながらも、敗北は度外視すべきものでした。近走の敗因が明確であり、オッズの妙味が出る可能性があるため、注目の一頭と言えます。

ボッケリーニ

日経賞の有力馬:ボッケリーニ

2年連続で日経賞2着のベテラン馬ボッケリーニが、今年も参戦します。

昨年は宝塚記念以外はすべて連対し、安定感抜群。G2レベルでもトップクラスの実力を持ち、前走のAJCCでは上がり2位の末脚を見せましたが、ハナ差で敗れました。しかし、敗れたことで今回は57kgの斤量で出走できるため、陣営は絶対に勝利を望んでいます。また、時計のかかる馬場でも問題ないので、中山のタフな馬場も苦にしないでしょう。

年齢的な衰えもあるかもしれません。
だが、昨年の日経賞でも不良馬場の中で2着入りし、G2やG3では常に上位争いしている安定感があります。前走のAJCCを見る限り、まだまだやれそうな気配です。今年は例年よりも競争相手が小粒なので、久々の重賞制覇も狙えるかもしれません。

マイネルウィルトス

昨年の夏から1か月ごとにレースに挑んでいます。
高齢ながらも屈腱炎明け+1年ぶりの函館記念では4着入りし、以降もコンスタントに活躍しています。

最近はアルゼンチン共和国杯で2着、ステイヤーズSで3着と安定しております。芝2500mでの実績が多いです。スクリーンヒーロー産駒としての血統相性も良く、今年の日経賞はG1馬不在で、初の重賞制覇が期待されています。

前走のAJCCでは不良馬場で逃げて5着に終わりましたが、直線で脚が残っておらず、後方からの競馬が良さそうです。中~長距離路線で堅実に結果を残しており、8歳という年齢は厳しいですが、実績面では上位の存在です。

日経賞の穴馬

ここでは1頭だけ紹介します。

ホウオウリアリティ

昨年の魚沼Sで、11番人気と低評価ながらも先行して粘り強く勝利し、単勝46.5倍の波乱を演出しました。その後は成績が振るわず、2走前のAJCCでも好走できませんでした。

しかし、前走の中山記念ではハイペースの中で最内を空いて経済的なコースを回り、直線でも進出していました。外から末脚を伸ばす馬には差されましたが、しんがりから8着に入りました。

今回の日経賞は決め手勝負になりやすいため、一見脚質とは合わないように見えますが、昨年のサンシャインSで4着に入り、同じコースでの過去の好走もあります。

おわりに

今年の日経賞は、様々な期待と注目が集まる一戦となりそうです。有力馬の実績や穴馬の意外性、そして競り合いの行方に注目が集まります。予想を超える波乱や感動が生まれるかもしれません。競馬ファンにとって見逃せない週末となることでしょう。

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