9月最初の明治安田J1第26節がやってきます。札幌ドームで行われるこの試合では、勝点29で13位の札幌が、勝点33で11位のG大阪と対戦します。前回対戦は3月に行われ、2-2の引き分けという結果で終わりました。
札幌は前節、川崎Fとの試合で2-2のドローとなりました。27分にはスパチョークの見事なボレーシュートで先制し、その8分後には駒井 善成が流し込んで2点リードとしました。川崎Fに対して強力な守備を見せ、ほとんどチャンスを許さないパフォーマンスを披露しました。しかし、53分に岡村 大八が退場処分を受け、その後に2点を奪われました。
この結果、札幌は9試合連続未勝利という状況に立たされています。勝点3を積み上げる姿勢を貫く札幌にとって、白星のない期間は苦しいものです。しかし、未勝利とはいえ、前節のようにアウェイで勝点1を獲得している試合もあり、全てが悪いわけではありません。1勝すれば流れが変わる可能性があるため、結果を出すことが望まれています。
一方、G大阪は前節の鳥栖戦で1-1の引き分けという結果で終わりました。攻撃的なプレースタイルを持つG大阪は、相手のプレスを上手くかわし、パスをつなげることができましたが、得点を奪うことは難しかったです。61分に先制点を許してしまいましたが、後半アディショナルタイムに山見 大登が得点し、引き分けに持ち込みました。
(画像ソース:J.LEAGUE)
勝利すれば1ケタ順位に食い込む可能性が高かったため、引き分けは痛手と言えるでしょう。しかし、シーズン序盤に黒星が続いた時期を考えれば、現在のチーム状態は悪くありません。鳥栖戦での勝点獲得もあり、G大阪も良い形で勝利すれば上位に浮上する可能性があります。
この試合は両チームが攻撃的なプレースタイルを持つため、テクニカルな戦いが期待されます。また、札幌の守備の柱である岡村 大八が出場停止となります。岡村の速さと強さは札幌の守備に欠かせない要素であり、彼が欠場する中で、G大阪の攻撃をどのように抑え込むかが注目されます。
この試合はデーゲームとなり、13時にキックオフされます。