Bet Gamer

阪急杯:高松宮記念の前哨戦、スプリンターの激しい競り合い

阪急杯の有利馬:アサカラキング

はじめに

阪急杯はもうすぐ開催されます。
高松宮記念の前哨戦として注目されるのこのレースについて予想します。

阪急杯について

阪急杯のコースは芝・1400m・内・右回りです。
日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で開催する重賞競走です。
1957年に創設されました。元は阪神記念でしたが、後に宝塚杯となり、1960年に今の名称に変更されました。

創設当初は芝2200mでしたが、1960年に1800mに短縮されました。さらに1996年には芝1200mに変更されました。その後、施行時期や場所の変更もあり、2006年には距離が芝1400mに変更されました。2014年からは優勝馬に高松宮記念への優先出走権が与えられるようになりました。

外国産馬は1990年から、地方競馬所属馬は2000年から、外国馬も出走可能となり、2005年からは国際競走として位置付けられています。

阪急杯の有力馬

次はいつも通りに、有力馬をおすすめ順に並べます。
参考できれば幸いです。

アサカラキング

アサカラキングは、条件戦を3連勝してオープン入りを果たしました。

中距離レースでデビューしましたが、3走前に距離を短縮してからは距離適性が良く、あっという間にオープンクラスに上り詰めました。

直近3戦すべて逃げの競馬で勝利しております。今年の出走馬を見ても、アサカラキング以外に目立った逃げ馬は見当たりません。それに、10年間阪急杯で逃げ馬の勝率が40.0%です。そのため、彼が単独で逃げ切る可能性も高いでしょう。

連勝の勢いで重賞初制覇を果たすことができるか、注目が集まっています。

ウインマーベル

阪急杯の有利馬:ウインマーベル

ウインマーベルは今年の出走馬の中でも重賞経験の豊富な馬の一つです。過去10年間での重賞勝利数が7勝という実績を持ち、このレースとの相性も良好です。

また、過去の戦績を振り返ってみると、一昨年のスプリンターズステークスでは2着に入るなど、強豪相手にも好走しています。昨年の阪神カップでも、グレナディアガーズやアグリなどの強敵を相手に勝利しました。

阪神カップではハイペースな傾向で後方待機組が有利であった中、ウインマーベルは5番手程度の位置から競馬を進め、勝ち切るなど、その中身のある競馬が見られました。

今年の阪急杯では抜けた馬がほとんどいない状況ですが、ウインマーベルはおそらく1番人気でしょう。その実力からも、彼の善戦が期待されます。

ダノンティンパニー

地方競馬園田で結果を残し、条件戦でも力を見せてオープン入りを果たしたダノンティンパニーも、阪急杯の有力候補の一頭です。

彼は元々年明けに行われた京都金杯に出走登録していましたが、賞金が不足して除外となりました。その後、代わりに出走したニューイヤーカップでは1番人気に推されましたが、直線で伸び切れず5着に終わっています。

条件戦でのパフォーマンスは素晴らしかったですが、前走では道中で前が壁となり、望むような競馬ができませんでした。

出遅れの癖がありますが、ゲートを上手くできれば力を発揮できます。
前走より短い距離で、敗戦からの巻き返しに重賞初制覇を期待したいです。

阪急杯の穴馬

ここでは一頭だけ紹介します。

サトノレーヴ

ついに復帰してきたサトノレーヴは5戦4勝という好成績を誇ります。デビュー2戦目の1勝クラスで2着した以外は安定した内容で勝利を重ねており、前走の朱雀S(3勝クラス)では、半年ぶりの実戦ながら3番手追走から最後の直線で逃げ馬を交わして勝利しました。

半兄にはスプリント路線で活躍したハクサンムーンがおり、血統的な魅力も充分です。近4走は全て1200mを走っていましたが、デビュー戦では1600mを制しており、7ハロン戦なら難なくこなすことが期待されます。

短距離界の大物候補として、どんな走りを見せるか注目されています。
長い時間の休みは不安ですが、勝てば高松宮記念の有力候補になるでしょう。

おわりに

阪急杯は距離が短いから刺激的にです。
どのような展開が待っているのか、興味深いものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最新記事

error: コンテンツは保護されています!